堺市市長選挙が終わって



堺市市長選挙が昨日終わったので気になっていた事を書かせて頂きます。

今回の市長選挙は竹山前市長の関連政治団体が政治資金収支報告書に最終的には
約2億3000万円の記載漏れがあり、市議会の不信任決議案は否決されましたが
再度5月の市議会で不信任決議案提出する事を維新が表明し、否決された場合
リコール運動を行うと発言し、市議会与党からも辞職を求める声が噴出して辞職した。

簡単に言えば、お金の管理がメチャクチャで、嘘ばっかり説明して金額が膨れ上がり
もうどうもできなくなったので辞めたって感じでしょか。

それで昨日(6月9日)開票が行われ、大阪維新の会公認の元府議、永藤英機氏が
当選しました。

それで選挙戦では竹山氏の辞職につながった「政治とお金」そして、維新が掲げる
大阪都構想の是非が争点になった、とあります。

ここからが僕が言いたいことを、
堺市市長選挙で都構想を争点って違和感がありました。
ニュース等で出ているのは都構想問題は、今現在は大阪府、大阪市の問題であって
堺市の問題は、まず第一は「政治とカネ」の問題で、その次には、堺市民、堺市を
どのようにしたいか、どのように導きたいか等ではないでしょうか?

もし大阪都構想を争点にしたいのなら、大阪府が堺市と都構想の協議に入るとか
参加の可能性を示唆したときに争点にするのであって、今は大阪維新の会も
堺市を都構想に参加させる等、何も表明していないのに、争点にするって
何か違うのではと思っていますした。

テレビで野村氏が「堺が政令指定都市でなくなれば権限と財源を奪われる」と訴え
都構想反対って言ってるようでしたが、今は都構想の賛否を訴えた選挙では
ないのに、今はまだ関係無い都構想のことを一生懸命訴えて、「この人◯◯なん?」
「訴えること違うやん」って思ってました。



では都構想についても一言、
大阪維新の会さん、もっとしっかり都構想の内容を説明して下さい。
メリット、デメリットを明確にして下さい。
何がどうなって、何がメリットで、何がデメリットが全く伝わっていません。

また反対する側の方も、今回野村氏が
「堺が政令指定都市でなくなれば権限と財源を奪われる」と訴えたようですが
何故、権限と財源が奪われるか具体的に示してください。

出来れば、現在もある東京都の都、区、市町村、を例にメリット、デメリットを
説明してほしいです。
前例、実例があるので説明しやすいですよね。

他には僕は、元々政令指定都市制度は不要と思っています。
政令指定都市は簡単には「府県と同じ権限」って言われてますが、同じなら
それならなんで県に独立したらいいやんって。
思っていしまいます。

神奈川県は、横浜市、川崎市、相模原市と3市が政令指定都市ですが、
この3市が県と同等の権限なら、神奈川県って何なの?
同様に大阪府(大阪市、堺市)や福岡県(北九州市、福岡市)も
2市が政令指定都市になっています。

上にも書きましたが、政令指定都市は反対なので、政令指定都市を県にし
1都1道2府43県にこだわらず、増やせば良いと言う考えです。

それがもし出来ないのなら、東京都のように区市町村にすれば良いと言う
考えです。

皆さんはいかがお考えでしょうか?
今回は堺市市長選挙に付いて一言言わせて頂き、大阪都構想についても
少し言わせていただいた中、少し話を広げ政令指定都市必要性についても
少し言わせていただきました。

地方選挙は身近なことを考える良いきっかけになります。
普段は無関心でも選挙のときぐらい考えてみて下さい。



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