ふるさと納税。
最初に聞いた時、素晴らしい制度が出来たと思いました。
と、言うのも、転勤等で住民票をふるさと(生まれた地)等から移動した場合
住民税等、税金は現住所に収められ、出生地等には収められませんでした。
何らかの事情で住民票を移したとき疑問に思いませんでしたか?
僕は疑問に思っていたため、ふるさと納税制度が出来て良いと感じていました。
それも寄付をすると返礼品がもらわれ、色々制限・制約があったと思いますが
所得税を控除されれる等、色々メリットがあり良い制度と思っていました。
しかし、制度が発足後、制度を曖昧な運用が出来るようにしたからか、
縛り、制限を具体的にもお受けていなかったか、理由はわかりませんが
より多くの寄付金を集めようと返礼品が過熱していき、
ふるさと納税制度って、こんな制度なの?
こんなんなら物販と変わらない上、控除って脱税とまで言えないにしても
なんか主旨が変わってきてるのではと感じていました。
そんななか、管轄省庁の総務省が、返礼品が地場産業品、3割と制限を
具体化すると、それに反発するように、特にニュースで泉佐野市が
取りざたされてきました。
泉佐野を含め、今回の制度変更で4市町がやり過ぎたため
ふるさと納税制度から除外されるようですが、泉佐野以外はわかりませんが
泉佐野のコメントを聞いていると仕方がないと言うのが僕の気持ちです。
泉佐野は泉佐野として努力をしていると言えば聞こえが良いかもしれませんが
コメントを聞いていると、ばれなければ何をやっても良いと言っているように
僕は聞こえました。
信号無視や一旦停止など、ばれなければ無視してもいいって言うのと同じ感覚と思い
正直こいつら「何を言っているの」って思っていました。
ですので今回、制度から一度除外されても自分達がしてきた結果なので
「仕方がない」と言う感覚です。
ふるさと納税制度については、総務省の甘い制度設計が事の発端かもしれせん。
しかし、泉佐野をはじめ、一部の自治体が大きく制度から外れた運用をしてきた
責任もあり、今後も制度を見直しつつ良い制度にしていってほしいです。
再度、初心に戻って、この制度を発足した意味・意義を考え
良い方向に進むよう取り組んでほしいと思います。
これは僕の考えですが、ふるさと納税制度は、自分が関係してきた地域、
生まれ育った土地、学生や転勤等でお世話になった土地、
そのほか、災害等で苦労しており頑張ってほしいと思っている地域、等に対して
「お世話になりありがとうございました」
「災害等、負けずに頑張ってください」
など、感謝、声援が出来る制度と思っています。
返礼品を目的とした、物販による控除制度であってはならないと思います。
今回の問題(過剰返礼等)を糧にしてより良い制度にしていってほしいと思います。
コメントを残す