昨日、栗原心愛さんのお母さんの裁判が始まりました。
父親からの虐待死、なんとか防いでほしかったと思います。
お母さんもDVを受けていたようで、今後も父親に裁判へと
進む中、真相が明らかになっていくと思います。
お母さんの事、お父さんの事は既に色々書かれていますので
ここでは防ぐためにはどうしたらよいか考えたいと思います。
考えるというか、僕の意見を述べさせて頂きます。
僕の考えは、国策として、長期、中期、短期と分けて
計画的に改善対応する必要があると思います。
まずは短期ですが、
児童相談所の権限の増強です。
基本的には捜査権と保護する権利です。
いくら事前にSOSを発信されて、訪問した時、
玄関先で「なにもありません」と言われ、そのまま帰ってくるのでは
意味がないと思います。
ですので自宅まで行くのであれば強制的に捜査ができる権限を与え
自分の目で確認できるようにしなければならないと思います。
自分の目で確かめて「おかしい」と判断したら
親の同意なしに強制的に保護ができる権限が次に必要になると思います。
保護、安全を確保してからじっくり捜査すればよいと思います。
次に中期的な対応、改善ですが
僕は児童相談所を警察のような独立した組織にすれば良いと思います。
今の現状では役所の一部の部署という位置で、転勤や移動があり
児相にいる期間もせいぜい5・6年ってところではないでしょうか?
そんな組織で大丈夫なのかと疑問がわきます。
役所、公務員の仕事に変わりはありませんが、警察のような
独立した組織にすべきと思います。
児童福祉司ではなく児童福祉士にし、特別な専門職となり
捜査権や強制的に保護ができる権限等、専門職の方に権限をもたせ
毅然とした立場で対応ができる環境を作ればば良いと思います。
最後に長期的な対応ですが、
これはもう教育問題の範囲で、学校でのいじめや体罰と同様で
週一、もしくは月一でも良いので、学校の授業に一環で
いじめ、体罰、虐待はいかに駄目なことか教育してかなくては
行けないと考えます。
いつまで経っても無くならない体罰やいじめ。
それに虐待。
小さい頃から”駄目なことは駄目”ときっちり教える必要があるのでは
ないでしょうか。
市尼のバーレー部の体罰、駄目な事といくら言われてもなくなりません。
それに隠蔽と言えるような対応、これが現実の学校教育現場です。
市尼の問題だけを見ても、”普通の事を普通に出来ない”
殴って気絶した人を2・30分ほっとけますか?
その辺の喧嘩ではなく、学校でコーチによる体罰ですよ。
考えられません。
これが今の教育環境ではないでしょうか。
ですので小さい頃から一般科目の勉強と同じように
きっちりと一つの教科として教えていく必要があると考えます。
短期・中期・長期と意見を書かせていただき、抽象的と
言われるかもしれませんが、社会の仕組みを変えると言う意気込みで
対応する必要がある課題と思います。
痛々しい事件、少なく、出来れば無くなってほしいものです。
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