常備用の水についてです
・「水は命にかかわる大事なものです」
水は、身体の6~8割を占め、生命を維持する上でたくさんの
重要な役割を担っています。
血液中の水分は、酸素や栄養素、ホルモンなどを各臓器へ運搬してくれており、
腎臓では体内に溜まった老廃物を尿として体外へ排泄させています。
体内の水分不足は、様々なトラブルを引き起こす原因となり、悪化すると
生命を脅かす恐れもあります。
体重の約2%の水分が失われただけで、喉の乾きや食欲低下などが現れ、
約6%まで及ぶと頭痛やめまいなどの症状に襲われます。
さらに10%まで失われると筋肉の痙攣、意識障害、腎不全など重篤な状態に至る
可能性があります。
どれだけ水が我々にとって重要がわかると思います。
・特に子供と高齢者は「脱水」に気をつけて。
昨今、熱中症でも子供や高齢者が発症することが多いですが、
地震などの災害時の避難生活でも特に子供と高齢者の脱水症状に
注意しなくてはいけません。
恥ずかしいからか、「トイレに行く回数を減らす為」に水分を控えたりしますが
脱水は重篤になる可能性も秘めているので注意が必要です。
・どれくらいの量が必要か?
以前にも書いていますが、大人一人約3リットルを目安にしてください。
最低でも3日分、出来れば7日分を目安にして下さい。
あまり知られていなかもしれませんが、
防災用保存水とミネラルウォーターに少し違いがあります。
大きな違いは、通常スーパー等で販売されているミネラルウォーターは
保存期限が約2年ほどになっていますが、防災用保存水は5年~10年の
長期保存が可能になっています。
長期保存が可能な理由は、
高温加熱による殺菌処理回数がミネラルウォーターよりも多いうえ、
細菌が入らないよう徹底した衛生管理のもとにボトリングを行っている
からです。
ミネラルウォーターは通常ろ過のみで、殺菌処理まではしていません。
・どのような水を選べば良いか
・自分が飲みやすい水
・コスパの良い水
・ミネラルが多い水
基準としてはこんな感じではないかと。
自分が飲みやすい水は、普段飲んでいる水が基本ですが、普段飲んでいる水って
保存水ではありませんよね。
もし可能なら普段は気にしない普段飲んでいる水の成分等を確認して
近いものを選んでは思います。
沢山の種類を買って、飲み比べをするわけには行きませんから。
あっそれと、日本は基本軟水ですので硬水はやめた方が良いと思います。
コスパの良い水とは、「ローリングストック」を行う人はコスト安めで賞味期限短めの商品を、
チェックができないという人はコスト高め&賞味期限長めの商品を選んだ方が良いと思います。
大人一人一日3リットルとして3日なら9リットル
7日なら21リットル必要になります。
でうのでコスパは重要になってきます。
ミネラル分の多い水は、被災地、避難場所では食べられるのもが限定的になるため
ミネラル分が不足がちになります。
水にはナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウムの4種類が含まれていますので
成分表をチェックして、ミネラル分が多い物をできるだけ選んだ方が良いと思います。
参考までに楽天の防災用の水ランキングの商品を紹介させて頂きます。
1位
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上記ランキングは6月5日時点のものです。
ランキングは随時変更になるますので最新は下記ランキングを参照して下さい。
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